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札幌に移住して半年

道外から来た私の、正直な体験記 / FrienMee 北林 / 2026-06-14 公開
2026年の春、道外から札幌に移ってきました。来てよかったのは、街の広さと食、そして家賃と暮らしのバランス。きついのは冬の備えと、車の感覚、そして何より「平日の夜に会える人がいない」こと。仕事の知り合いはできても、それ以外の知り合いは、意識して動かないと半年経っても増えませんでした。これから移住する人に、その実感をそのまま残します。

札幌移住のブログを探すと、観光やグルメの記事はたくさん出てきます。でも「移ってきて、実際どうだったか」を正直に書いたものは意外と少ない。なので、誇張も売り込みもなしで、半年住んだ実感をそのまま書きます。これから来る人の、心の準備になればと思います。

来てよかったこと

まず、街がちょうどいい。地下鉄とバスで生活が完結して、少し歩けば自然がある。食は本当に良くて、ふらっと入ったお店のレベルが高い。家賃と暮らしやすさのバランスも、来る前に想像していたより良かったです。夏の空気の軽さは、来てみないと分からない種類の気持ちよさでした。

きつかったこと

冬の備えは、想像の一段上をいきます。雪かき、路面、車の感覚——道外の人間には最初の冬がいちばんの関門です。でも、暮らしの不便は時間が解決します。半年経っても解決しなかったのは、もっと地味なほうでした。

いちばんの誤算は「夜、会える人がいない」こと

仕事の知り合いは、わりとすぐにできます。でも、それ以外がまったく増えない。学生のころは、隣の席や部活で勝手に「はじめまして」があった。大人になって知らない街に来ると、そのきっかけの構造がまるごと無いことに気づきます。平日の夜、ふらっと会える人がいない。寂しいというより、手持ち無沙汰で、街にまだ馴染めていない感覚でした。この感覚は転勤で来た街がさみしい話にも、もう少し詳しく書いています。

知り合いができるまでにやったこと

結局、自分から動かないと何も起きませんでした。一人飲みで通う店を決めて常連になる、社会人サークルを覗く、少人数の集まりに行く。どれも効果はありましたが、合う・合わないがはっきり分かれます。何が自分に合うかは札幌で友達を作る方法に型ごとにまとめました。共通して言えるのは、「気軽に試せて、続けるプレッシャーがないもの」のほうが、結局続いたということです。

これから移住する人へ

暮らしの不便は心配いりません。時間が解決します。準備しておくといいのは、むしろ「知り合いの作り方」のほう。来てから動き出すと半年かかるので、来る前から「どこで人と知り合うか」を一つでも決めておくと、最初の数ヶ月がだいぶ違います。札幌は、きっかけさえあれば居心地のいい街です。

FrienMee をつくった理由

この「夜、会える人がいない」を自分で経験したから、FrienMee をつくりました。札幌で毎週木曜、はじめまして同士の4〜5人で囲むディナーのサービスです。誘う相手も、日程調整も、幹事もいらない。移ってきた人も、ずっと住んでいる人も関係なく、新しい知り合いができる夜を、毎週用意しています。はじめての1回は ¥500 です。移住したての自分に、いちばん欲しかったものを作ったつもりです。

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