ソーシャルダイニングって何?
ざっくり言うと、初対面の数人で同じテーブルを囲んでごはんを食べる集まりのことです。予約して、当日お店に行く。それだけ。海外では前から定着していて、日本でもここ数年で少しずつ広がってきました。
飲み会との一番の違いは、全員が初対面だということ。知り合いの輪に後から入る気まずさがないので、人見知りの人ほど向いていたりします。多くのサービスは「当日まで誰が来るか分からない」設計で、写真で相手を選ばない、偶然まかせの出会いが魅力です。
ことばの整理:「ソーシャルダイニング」には2つの意味がある
実はこの言葉、日本では2つの意味で使われてきました。ひとつは2010年代に紹介された「食卓のシェア」——個人が自宅やシェアキッチンで料理をふるまい、知らない人同士で食べる形(「民食」とも呼ばれました)。もうひとつが、いま世界的に主流の「初対面の数人が、普通のお店で食事を囲む」形です。後者は料理ではなく人の組み合わせをサービスが設計するのが特徴で、Timeleft や FrienMee はこちら。海外で「ストレンジャーディナー(Dinner with Strangers)」と呼ばれているのも後者です。この記事で扱うのは後者です。
日本だとどんなサービスがある?
よく名前が挙がるのが Timeleft と FrienMee です。性格はけっこう違うので、ざっくり並べてみます。
| FrienMee | Timeleft | |
|---|---|---|
| 人数 | 4人 | 5〜6人 |
| エリア | 札幌など地方都市から | 東京・大阪・名古屋(世界展開・大都市中心) |
| 雰囲気 | 静かめ・日本人向けにお題や間合いを設計 | 賑やか・グローバル汎用 |
| 安全 | 女性だけの卓(希望制・受付中)/しつこい言い寄り・勧誘は禁止 | 公共の店・標準的 |
| その後 | 卓ごとにまた会える設計 | 基本はその日かぎり |
| 料金 | 月額¥2,480 | サブスク |
選ぶときに見ておくといい点
個人的には、まず人数。多すぎると会話が2つ3つに割れて、結局いつもの人としか話せなくなる。4人くらいが一つの輪で話しやすいです。女性なら、女性だけの卓があるか、しつこい言い寄りや勧誘が禁止されているかも見たほうがいい。あとは「その日かぎり」か「また会えるか」。せっかく合う人に出会っても一夜で終わるのはもったいないので、ここは地味に大事です。
よくある質問
ソーシャルダイニングって何ですか?
初対面の数人が同じテーブルで食事をして、会話を楽しむ集まりのことです。予約して当日お店に行くだけ。お題が用意されていることが多く、人見知りでも案外なんとかなります。
一人で行っても浮きませんか?
むしろ全員が一人参加です。知り合い同士の輪に入る飲み会と違って、最初から全員が同じスタートなので気が楽です。
出会い系とは違うんですか?
目的が違います。多くは友達づくりや交流が目的。FrienMee の場合は1対1のスワイプもないし、品定めや、しつこい言い寄り、勧誘は禁止にしています。そこで何が生まれるかは本人たち次第ですが、圧のかかる場にはしません。
