FrienMee読みもの

なぜ「女性だけの卓」を作ったのか

運営として考えていること / FrienMee 北林 / 2026-06-06 公開
安全は本人確認より「場の構造」で決まります(公共のお店・少人数・1対1なし・勧誘禁止・連絡先は同意制)。そのうえで「恋愛の気配をゼロにしたい日」の選択肢として女性だけの卓を用意。希望が集まってから開く方式で、数より安心を優先しています。

FrienMee は男女混合を基本に、女性だけの卓を「希望が集まり次第ひらく」形で用意しています。これは後づけの思いつきではなく、最初から決めていた設計です。その理由を、きれいごと抜きで書きます。

一歩を踏み出すか迷うのは、たいてい女性

「知らない人とごはん」と聞いて、最初に不安を感じやすいのは女性です。当然だと思います。言い寄られたり、品定めされたり、しつこくされたら——その心配がある限り、どんなにいい場でも足は向かない。だから、その不安を消すことを最優先に考えました。

安全は「本人確認」より「場の作り」で決まる

よくある誤解が、本人確認さえあれば安全、というもの。でも本人確認は身元を照合するだけで、その場の振る舞いは変えてくれません。実際に安心を生むのは、場の構造のほうです。FrienMee では、公共のお店でやる/少人数で二人きりにならない/1対1のスワイプを作らない/しつこい言い寄りや勧誘を明確に禁止する/連絡先は本人の同意なく渡さない。この積み重ねで安全を作っています。

そのうえで、女性だけの卓

男女混合でも安全に作るのが大前提。でも、それでも「今日は恋愛の気配をゼロにしたい」という日があると思います。女性だけの卓は、その選択肢です。男女どちらが上ということではなく、不安な人がまず安心して入れる入口として用意しています。慣れてきたら混合に行ってもいいし、ずっと女性卓でもいい。選べること自体が大事だと考えています。

正直なところ

小さく始めているので、女性が4人そろわない週もあります。その時は無理に立てず、希望が集まってから開く。数を優先して場を薄くするより、安心を優先したい。地味だけど、ここは譲らずにやっていきます。

関連記事
女性がひとりで安心して行ける会の見分け方ソーシャルダイニングって何?Timeleft の評判と、合わない人の代替案
この記事を書いた人
北林 歩 — FrienMee 創業者

道外から北海道へ移住しました。「知らない街で、平日の夜に会える人がいない」という自分の経験から FrienMee を立ち上げ、毎週の食卓を自分で運営しています。記事はすべて、その当事者としての実体験にもとづいて書いています。